旧東山村

シデ=ピンク
鉢巻き=ピンク

紋前後=千生瓢箪
紋左右=左三巴

宮本として一番最初に宮入を行う東山、もちろん蔵出しも全村の中で一番最初です。古風な趣の荒舞(雄獅子)や地舞(雌獅子)の2匹の獅子が先導し、獅子壇尻、大幟、屋台の順で宮を目指し、宮入を一番におこないます。楼門前で差し上げて、前後を入れ替えて再び差し上げるのは東山だけです。

金銀の擬宝珠と菊の紋まがいの千成瓢箪をつけた屋台。千成瓢箪の紋は、太閤秀吉の馬印だった千成瓢箪を菊紋によく似た形に組み合わせ、金箔を施したものです。漆屋根上に輝く擬宝珠は、宝珠部に純銀、伏鉢に金メッキ、波の紋様に純金と純銀の千鳥が六羽ずつ取り付けた豪華なもの。「国宝級の美術品」と絶賛されるほどの逸品です。

屋台 平成25年(2013年)新調
平成27年(2015年)漆塗り
露盤 前田貴史 作
鐘旭
神功皇后
山幸彦
武内宿禰
狭間 前田貴史 作
素戔嗚尊 八岐大蛇退治
仁田四朗 猪退治
源頼光 鬼退治
俵藤太 大百足退治
高欄掛け 加藤清正 虎退治
隠岐次郎左衛門 鷲退治
鎮西八郎 龍退治
坂田金時 鯉退治