シデ=緑
鉢巻き=緑
紋前後=菊水
紋左右=左三巴
灘のけんか祭りの屋台の原型といわれる木場屋台。木場港と刺繍された「幟」、幟に続く二十本の「お迎え提灯」、錦糸を太くねじった「金のねじ幕」、屋台の四隅で威勢よく揺れ動く「伊達綱」とその下の赤・緑・黄の「手綱」など、明らかに港を意識した祭りをしている。
お迎え提灯は神宮皇后が三韓出兵から帰還された時に、木場の村民たちが船提灯を捧げてお迎えした故事にのっとったもので、七村でも木場だけにしかないものです。木場特有の早打ち太鼓が屋台を他の屋台よりもテンポよく進め、練り子もいいリズムで屋台を練ることができる。
屋台 | 平成7年(1995年)新調 平成8年(1997年)漆塗り |
露盤 | 二代目 小河義保 作 前後 阿吽の唐獅子と牡丹 左右 阿吽の仁王像 |
狭間 | 二代目 小河義保 作 播磨名所巡覧図絵 播州木庭風景 新田義貞奮戦 藤島の場 神宮皇后 応神天皇平産の場 赤松弾正氏範対長山遠江守奮戦の場 |
高欄掛け | 隠岐次郎左衛門 鷲退治 西塔鬼若丸 鯉退治 鎮西八郎 龍退治 加藤清正 虎退治 |